また新たな日がはじまる
早起きではない私が6時過ぎにパチッと目覚め
窓から遠くをのぞむと太陽が昇るところでした
日拝
そして 大切なある方の魂に手を合わせました
その方が天に召されたことを知ったのは
その前日の朝
出逢いから20年余
お会いするのは数年に一度だけれど
お電話でお話するたびに
お便りをいただくたびに
いつも心にかけてくださるお心を感じて
温かい気持ちになる・・・
そんな存在の方です
大往生の御歳ですが
ずっといてくださる と
ほんとうにそう思っていた(思わせてくださっていた)
かなしさやら
==したらよかった
==できる自分になりたかった
という感情やら
いろんなことが巡り巡りました
一方で
その方からこれまでいただいた種が
私の中で芽吹いていく兆し
を感じ始めた日でした
むずかしいことは何もおっしゃらず
ご自身がこれと決めた大切なことを 大切にして
普通の人にはとてもできないようなことを
戦後ずっと
生涯にわたってされていた・・・
大切なことを 本気で大切にして
一生をまっとうされました
けれど その様は飄々として 軽やか
温かい方でした
その方に いろんな種をいただきながら
長きにわたって 種のまま放置していた自分
悲しみや自分のふがいなさが
次々とわきおこってくる中で
さびしさと感謝があふれくる中で
「その種」のプログラムがかすかに発動するような
そんな感覚も同時に起こっていました
いただいたものが
これからようやく 輪廻しはじめる・・・
そんな感じがしています
翌朝のこの太陽は
「それでいいんだよ」 って
言ってくれているようでした
人は命のサイクルを通して
種を渡し 受け取ったものを育み・・・
を繰り返していくのでしょう
それが「永遠の命」となっていく・・・
新たなサイクルのはじまり
春 開花の季節
新たな扉を開いていくとき
花を咲かせて 天のその方に捧げたい
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